2017 , 06 , 14
ゆず&ナイアガラワイン

 この度、毎年6月にワイン会をさせて頂いております「 道の駅・信州新野千石平 」様からのご紹介により、長野県南部にある泰阜村(やすおかむら)で育った柚子の果汁と、長野県中部にある塩尻市のナイアガラを使ったワインを使い、マスターソムリエ高野豊がじっくりとブレンド比率を思案した新しいワインが誕生致しました。



「 桃、栗3年、柿8年 」 とはよく聞くことわざです。

 それぞれ苗木を植えてから果実が実るまでの年数を指していて、「 何事も事を成し遂げるには年月がかかる 」という意味を含んでいます。

 実は、このことわざに続きがある事をご存知でしょうか。

「 桃、栗3年、柿8年 … 柚子の馬鹿めが18年

 この続きにあたる言葉は地域によって年数が異なったり、ほかの果物に置き換わったり。はたまた果物にとどまらず、亭主や女房になったりとバリエーションは様々です。

 しかしながら、その年数は実際にその地域で果実が実るまでにかかる歳月とのこと。
「 馬鹿めが 」とは、ずいぶん荒っぽい言葉ではありますが、18年もの歳月がかかるのかと思うと、ちょっとその気持ちも分かりますね。それだけの歳月を込めて収穫された実りは、とても感慨深いものとなるでしょう。

 今回ご紹介した「 柚子18年 」は、長野県下伊那郡泰阜村で使われている言葉。

柚子 柚子は主に温暖な気候の地域で実をつけますが、泰阜村は標高320~770mという高い標高ながらも長野県の南部に位置しているため、比較的穏やかな気候にも恵まれた土地で、その特性から鮮やかな黄色に色づいた柚子が収穫されます。
 平安の時代から続く伝統的なお菓子「 柚餅子(ゆべし) 」や、柚子の風味をそのままに閉じ込めたオレンジピールならぬ柚子ピールを使用したチョコレートなど、様々な形で愛されている泰阜村の柚子。


 丁寧に搾汁された泰阜村の柚子果汁と、日本でも有数のワイン産地として知られる長野県塩尻市のナイアガラ100% 使用のワインを、スイス村ワイナリーあづみアップル社のご協力をいただきながら様々なブレンド比率で何度も試行し、優しいナイアガラの香りと爽やかな柚子の風味が絶妙に調和したワインに仕上げました。

 優しく甘い香りとは裏腹に、柚子がその味を引き締めてくれるワインですので、薄味のお料理と一緒に召し上がっても、素材の味を邪魔することなく楽しむ事ができます。

 ワインをよく冷やしてから、山菜や季節の野菜を使った前菜とともに召し上がりますと、瑞々しくフルーティーな甘い香りと、驚くほどにきりっとした爽やかさに目を細めることでしょう。

  ゆず&ナイアガラ ワイン マスターソムリエ高野豊セレクション は、道の駅・信州新野千石平様をはじめ、長野県内のお酒小売店様や全国のイオングループ店舗様にて取扱予定となっております。

 暑い夏にオススメのワインです。
 仲間と集うランチや、ちょっとしたパーティーに。どうぞお楽しみください。







2017 , 05 , 17
すももリキュール

 すももは、春を告げる花として。また食用として。開拓の始まった明治38年から、北海道更別の村人と常に共にある郷愁の果実です。

 古くは7世紀~8世紀頃に編纂された『万葉集』にもすももの花を表す記述があり、多くの熟語やことわざが現在も残っていることから日本人にとって馴染みの深い花・果実であり、ふと故郷を想い起こす人も多いのではないでしょうか。

 北海道更別村のどんぐり公園「すももの里」では、約3ヘクタールの敷地におよそ1,000本を数えるすももが植樹され、毎年5月にはまっ白な花が咲き誇ります。
さらべつすももの里


 すももが愛らしい丸い果実をたくさん実らせるのは8月。 
 更別村役場の方々が丁寧に収穫した果実を、「高級感を出しながら 果実も前面に押し出したい」というコンセプトを元に、更別村と焼酎製造の老舗「濱田酒造」、マスターソムリエ高野豊とで試作を重ね、魅力的な甘い香りと懐かしい酸味をそのままに、優しい口当たりのリキュール仕上げました。

 アルコール度数が8度と控えめですので、そのままゆっくり味わうもよし、ソーダ割りで軽やかに楽しむもよし。
 すももが属するのは、魅惑的な香りが多くの人を惹きつけるバラ科です。リッチなデザートとして、アイスクリームにかけてもお楽しみいただけます。
すいーつ


 すもものリキュール 〔 SUMOMO 〕 は道の駅さらべつのほか、更別村内または近郊の酒店を中心にお取り扱いしております。

 また、2017年5月21日(日)には、毎年恒例の「すももの里まつり」が開催されますので、この機会に足を運んでみてはいかがでしょうか。

 詳しくは更別村公式サイトをご確認下さい。

 → 【更別村公式サイト すももの里まつりページ】

 → 【更別村公式サイト 「SUMOMO」ページ】

 → 【道の駅 さらべつ 公式サイト】






2017 , 04 , 14
仙醸どぶろくロゼ

日本酒の原型とされる「どぶろく」

 その起源は定かではありませんが、3世紀後半の『魏志倭人伝』には【酒をたしなむ】との記述がみられることから、どぶろく作りの歴史は米作りと同起源であると推察されます。
 また、古来より日本では八百万の神々を奉り、豊穣の願いを込めて米や収穫物などの供物を献(たてまつ)ってきました。どぶろくも神聖なお酒として供物に名を連ねており、現代にも日本各地で「どぶろく祭り」として伝え継がれています。

 その製法は蒸した米に仕込み水、米こうじや酵母を加えて発酵させるという、いたってシンプルなものですが、加熱処理をしない生酒のため、味わいが変化しやすく大変保存の難しいお酒でもあります。
 どぶろくが清酒と大きく違う点は、最終工程で醪(もろみ)を液体と固体に分けるための濾過作業を行わない事です。そのため、その液面は白く濁り、舌触りもざらついているのが特徴で、その性質から米で作る醪の混じった状態の濁酒のことを古くから濁醪(だくらう)と呼んでおり、それが訛って変化し「どぶろく」になったと言われています。

140年の伝統を守り伝える「仙醸」

 桜の名所で名高い長野県高遠の地に居を構える仙醸は、幕末の慶応2年に太松酒造店として創業したのが始まりで、のちに高遠株式会社、高遠にほど近くそびえる仙丈ヶ岳にちなみ現在の仙醸へと名を変えながら140年脈々と受け継がれてきた酒造りの伝統を守っています。

 メインブランドである「黒松 仙醸」を長野県を代表する清酒として成長させながら、そのかたわら信州の素材を使いながらも信州らしくないスタイルを追求した「こんな夜に」を生み出すなど、伝統を守りながらも挑戦を続ける仙醸。

 その仙醸が手掛けるどぶろくは、長野県産の酒米「ひとごこち」100%を使用しており、醪に全く手を加えない昔ながらの農家で飲み継がれてきた伝統の味を再現しながらも、最新の技術を用いて低温殺菌を施し通年での販売を可能とするなど近年注目を集めました。

桜色のどぶろく

 仙醸ではどぶろくの更なる可能性を模索し、醸造過程で紅麹を加えることにより、その姿を淡い桜色へと変化させた「どぶろくは白い色をしている」 という固定観念を覆す、新たなどぶろくを完成させました。
 
 従来日本酒造りに用いられる米麹は黄麹ですが、紅麹は中国で古くから漢方やお酒の醸造に用いられており、日本においても沖縄の「豆腐よう」をはじめ、天然の着色料として様々な食品に用いられています。

 より魅力的に桜色をまとったどぶろくロゼは、アルコール度数7度と控えめで飲みやすく、米本来の甘味と柔らかくも爽やかな酸味、発酵する際に生まれる自然の炭酸ガスが舌をくすぐります。それらが時間とともに調和し変化していく様を存分にお楽しみ頂ける逸品です。

 どぶろくロゼはイオングループでの限定販売となっております。
 また、どぶろくの命ともいえる新鮮さを第一に、最良の状態でみなさまにお楽しみ頂けるよう、ご注文に合わせて少量ずつの限定生産を行っておりますため、店頭で欠品の際は何卒ご容赦くださいますよう、お願い申し上げます。

どぶろくロゼ・ブラン
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2017 , 03 , 27
奥尻島メルロー白

 1993年の北海道南西沖地震から復興の一環として生まれた奥尻ワイナリー。
 離島という海に囲まれた環境の中、塩害に苦労しながらも風土を生かしたぶどう栽培方法を模索し、まずは島に自生する山葡萄の栽培からはじまり、やがてヨーロッパ品種栽培に成功するに至りました。そのぶどうから造られるワインは、時間をかけて潮風が運んでくれた海の恵み=ミネラルをたっぷりと含んだ奥尻ワインならではの味わいを奏でます。

 この成功から8年、約27ヘクタールの自社ぶどう畑ではメルロー、シャルドネ、ピノ・ノワール、ピノ・グリ、ツヴァイゲルトレーベ、ケルナー、山葡萄など現在約65,000本のぶどうを栽培し、そのアイテムは10品を数えます。
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 そして、奥尻ワイナリーは新たなステージへと歩みをすすめます。
 日本初となるメルロー100%使用の白ワイン醸造に挑戦し、素晴らしい作品が生み出されたのです。

 メルロー種100%から造られる白ワインは世界的にも大変希少で、スイスとイタリアなどで僅かに醸造されるのみです。

 奥尻ワイナリー創業者の海老原社長と菅川工場長の努力の結晶ともいうべきこのワインと出会い、その感動をお伝えしたところ、限定数量を『マスターソムリエ高野豊セレクション 白翠(はくすい)』として瓶詰めして戴く事となりました。

 朝陽のように輝く黄色がかった透明色のワインがグラス注がれると、フルーティーな芳香と共にゆでた小豆のような香りが鼻をくすぐります。口に含むとやわらかで美しい飲み口の後、海辺にゆっくりと沈む夕陽を想わせる長い余韻に心奪われました。

 この日本初メルロー100%白ワインの発売を記念し、4月3日(月)函館空港にて発売記念イベントを行います。マスターソムリエ高野豊セレクション限定ラベルにつきましては、同日函館にあります中合・棒二森屋店での販売を予定しておりますので、世界的にも希少なメルロー白をどうぞおためし下さい。
 両会場とも、マスターソムリエ高野豊が商品をご案内致します。同時開催を予定しております為、会場に不在の場合は何卒ご容赦ください。


< 奥尻ワイナリー メルロー白 発売記念イベント>

 会場 : 函館市高松町511番地 函館空港旅客ターミナルビル2F
      売店ポルックス内直営コーナー

 日時 : 4月3日 月曜日 AM 8:00 ごろ~(未定)

 お問い合わせ : 【奥尻ワイナリー 公式サイト】 TEL 01397-3-3290
           


< 奥尻ワイナリー メルロー白 ソムリエラベル販売>

 北海道函館市若松町17−12 中合 棒二森屋店 リカー売場
 TEL 0138-26-1211

 日時 : 4月3日 月曜日 AM 10:00 ごろ~(未定)
 


その後、イオングループ北海道を中心に販売を予定しております。



2017 , 03 , 13
雪解

 粕取り焼酎とは、日本酒の製造工程で圧搾した後に残る酒粕を蒸留して造ったお酒です。

 原料となる酒粕は、創業350年以上を誇る辰馬本家酒造が、通常の三段仕込みに加え、更に四段目にもち米を掛け日本酒を醸造する際に出来た贅沢な酒粕で、蒸留の後、フランスのリムーザン地区の樫樽に二年半の熟成を致しました。

 通常粕取り焼酎は香りが強く、好き嫌いが大きく分かれますが、雪解は樫樽で熟成することで癖となっていた強い香りを優しい香りへと昇華させました。

 口に含むと、ローストした白樫の新樽に由来するチョコレートやカラメルを想わせる香り、満開の花畑の中をゆっくりと歩いているかのような豊かな香りが広がり、その余韻は長く続きます。

 和と洋の絶妙な調和から生まれた、焼酎とウイスキーと日本酒とブランデーを足して4で割ったような未知なる味わいと香りは、これまでの焼酎の世界にはなかった新たな感動を与えてくれます。

 雪 解(ゆきげ)とは、雪解け水を意味しており、日本酒、焼酎、ブランデー、スコッチウイスキーといった様々な酒類の香が森の雪解け水を想わせる事から名付けました。